アルゼンチンタンゴダンス・四十八願恵太のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS ブエノスでついに吠えたわたくし@スペイン語学校

<<   作成日時 : 2010/10/22 18:56   >>

ナイス ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 4




画像






ブエノスアイレスで
まさか自分が語学学校に通うとは
思っていなかったんですが、
まわりにいる親切なひとたちの導きで
“HOLA”という名の学校に通っております。





この学校は「ビー」と呼び鈴を鳴らしますと
いつも先生方がヒマワリのような笑顔で迎え入れてくれる。
敷地内には花が咲き乱れデブなネコが優雅に歩きまわる。
都会の喧騒を遮断したまるで夢のような空間であります。






画像






入学当初からこのガト・ゴルド(デブネコ)
たいへんな親近感をもってわたくしにすりよってくる。
どうやらゴルド・オリエンタル(東洋のデブ)だと思っているらしい。
先生に言わせると「こんなになついているのはあなただけよ」とのことでございます。






画像






入学してから2週間がたったのですが、
はじめは楽しいばっかりであり
スイスイスイスイ読み書きしていました。
宿題もきちんと丁寧にこなし、
こんな少年時代をおくっていたら
わたくしの人生もちがった方角へ
向かっていただろうなでもいいやこれで
とか思っていました。






ですが次第に笑えなくなってくる。
動詞の活用に話が及ぶと、
あきらかに根気と時間が必要になってきます。
わたくしは最初の挫折ポイントに到達したのです。
次第に夜の街・すなわちミロンガに繰り出すことを
制限するようになっていきました。






画像






せっかく地球の裏側まで来ているのです。
思う存分アルゼンチンを楽しみたい。
パズルをやっているような複雑な勉強に、
わたくしの耐性は限界をむかえました。





わたくしもまるっきりのバカではないので、
見識者や経験者が文法の知識は必要です!
とキッパリ言っているのを知っていましたし、
語学習得は根気が必要です!と言うのを耳にすれば
そうかそうだよねそういうもんだよねと
素直に思っていたクチなのです。
そこに異論をはさむ余地などありません。





だけどこの「1ヶ月」という貴重な時間を
所属するダンススクールから与えてもらって、
どうしてパズルみたいなことばかりやっていなければならないのか。
もっとポップにもっとアグレッシブにもっとギャグな毎日がほしい。






画像






たとえばミロンガで誘ったお相手と
曲と曲の合間で話す場合、
だいたい話すパターンなんか決まっています。





「どこから来たの。」
「日本から。東京の近くです。」
「いまどこに住んでるの。」
「スンデルラン…いやウソ、ボエド地区です。」
「あなたの踊りはすばらしいわ。誰に習ったの」
「アルバロ・サラスです。」





だいたい言うことも訊くことも決まってくる。
そのときわたくしは動詞の活用なんか気にせず
時間帯はマニアーナとかアシェルとか(←あしたとかきのうとか)を使って
「原形トーク」をしています。





たとえば「だいたいいつもあなたはここ(このミロンガ)に来ますか?」
と訊く場合、“ノルマルメンテ・ボス・ベニール・アカ?”
で充分通じるのです(ほんとは文法的にはいけないんだけど…)。





イタリア系のちょっと4〜5歳くらい年上の女に
「私の家には踊れるスペースがあるのよ。あした誰もいないからいらっしゃいな」
と言われたときには深いアブラッソが怖くなり、
とっさにビヨーンビヨーン系の踊りに切り替え
「ありがとうございましたーッ」と言って逃げたが、
かように言いたいことは伝わっているらしい。






画像






わたくしはミリアム先生に言いました。





「もうこの教材でレッスンを受けたくありません」
「他のやり方で教えてほしいです」
「もっと簡単に今すぐ使えることを教えてください」






わたくしはマンガみたいな
旅行会話集(生活も含む)を取り出し、
この教材を使ってただただ楽しむだけの
レッスンをしてほしい旨を伝えました。
先生は根気強くわたくしの希望を聴いてくださり、
そして今日からちがった角度からのレッスンを
おこなうことを約束してくれたのです。





こういったイージーなやりかたに
とどまっていてはもちろんいけないんだけど、
根気を使うのは日本でもできること。
自分のことは自分がいちばんよく知っているのだから
遠慮しないで希望を伝えてよかったです。





「ケイタ。今日は相談だけで終わったからレッスン代はいただけないわ。」





びっくりするようなことを先生は言って、
どうしても払うといったわたくしを最後まで制し
入り口まで見送ってくれました。






画像






ありがとうミリアム先生。
あなたのおかげでスペイン語がたのしくなりました。
帰国してからもきっとあなたの愛情深さを忘れることはないでしょう。




















あさってかその次の日あたりには
タンゴレッスンで吠えた話を書きます(^ー^)b


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
あはは、単語トーク、いいですね〜。
すぐ使える表現だけをいくつか丸暗記するのは、私もおすすめです。(^^♪
話せない言葉の国に行く時、「旅のナンチャラ●語」の本片手に、私も良くやってますよ。
結局は、発音さえ正しければ文法が少しぐらい間違ってても通じちゃいますからね〜。
「vos」使ってるなんて、ポルテーニョっぽいですね〜。
aya
2010/10/22 19:06
おおっ!べんきょーされているのですね♪
日本語忘れて、スペイン語ペラペ〜ラになって帰国してきてくださいね〜。
しっかし凄い猫さま!!愛嬌があって可愛いですね(笑)
街のクマさん
2010/10/23 10:05
>ayaせんせい
アヤ先生にも話せない言葉があるのですかL(・ワ・)」…?わたくしのなかでは勝手に「アヤ先生は10ヶ国語をあやつるひと」となっています。先生もこどもの頃「ボス」とか「アカ」とか使っていたのですね〜。
ケイタ
2010/10/24 07:41
>街のクマさんさん
“ペラぺーラに”ってかんたんにおっしゃいますがね、こどもの頃からの学習態度の積み重ねがペラぺーラなわたくしだけにそんなにかんたんにことは運ばないっス。あとこのデブネコは愛嬌というよりふてぶてしさを感じます。。。
ケイタ
2010/10/24 07:44
ブエノスでついに吠えたわたくし@スペイン語学校 アルゼンチンタンゴダンス・四十八願恵太のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる